オランダ暮らしログ|旅と日々のまにまに帖

オランダ在住者による、暮らしと旅行の情報ブログ。現地生活のこと、観光スポット、旅の記録を綴ります。

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アムステルダムでワインが飲みたいときに|気軽に立ち寄れるバー4選【保存版】

「今日はちょっとだけワインが飲みたいな」とふと思う日があります。
がっつりディナーというほどじゃなくて、夕暮れに一杯、誰かとおしゃべりしながら、
あるいはひとりでぼんやりグラスを傾ける。そんなときにぴったりのお店を、自分のために記録しておこうと思います。

どれも実際に訪れて「また行きたい」と思ったお店ばかりです。旅行でアムステルダムに来た方にも、在住の方にも、どこか参考になったら嬉しいです。

1. La Dilettante|ナチュラルワイン好きにはたまらない1軒

今夜はワインが飲みたい!と思ったら真っ先にこのお店へ。

📍 場所:Saenredamstraat 37

La Dilettante」は、ナチュラルワイン(自然派ワイン)に特化したワインバー。
店内はシンプルで落ち着いていて、ひとりでも入りやすい雰囲気があります。

- 特徴とおすすめポイント

  • ナチュラルワイン専門のセレクト
  • グラスで楽しめる種類も豊富
  • ワインに合うおつまみプレート(チーズやエスカルゴ)も抜群
  • スタッフの方がとても丁寧に説明してくれる

自然派ワインならではの酸味や香りを、落ち着いた空間でゆっくり楽しめます。人気のお店なので夏場はオープン後から深夜まで満席なことも。

グラスで頼んでも新しいワインを注文するたびに試飲させてくれるので、もし好きな味ではない時は変えてもらえます。初めてでも、「これが好きかも」と思える1杯にきっと出会えるはず。

2. Wijnbar Paulus|あたたかくて、おいしい場所

📍 場所:Ceintuurbaan 348

Wijnbar Paulusは、2階建の小さなワインバー。
店内には地下と地上階に10席ほどずつしかなく、まるで隠れ家のような落ち着き
があります。

- 特徴とおすすめポイント

  • スタッフが「こんなの好きですか?」と親身に選んでくれる。説明も丁寧。
  • 常設メニューの他、数量限定や期間限定のワインもある
  • 食事よりは、ワインを味わうことをメインにしたい人向け

よくスタッフの男性の方が一人でキッチンも接客も切り盛りされています。忙しそうな時は控えると良いと思うのですが、ワインの知識が豊富な方なので、迷ったらぜひ相談してみてください。

www.wijnbarpaulus.nl

3. Cafe Brecht|ベルリン風カフェで気軽なグラスワイン

お目当ては秋限定のフェダーヴァイサー。

📍 場所:Weteringschans 157

Cafe Brecht」は、アムステルダムでもちょっと変わった存在。ドイツのベルリン風インテリアが特徴の、レトロなカフェです。

- 特徴とおすすめポイント

  • ソファ席や古い照明、ゆるくて居心地のいい空間
  • ワインは種類は少なめだけど、カジュアルに楽しめる
  • 秋にはドイツのフェダーヴァイサー(若いワイン)が飲める貴重な一軒

あまり「ワインバー感」はないですが、夏から秋に変わりかけの時期には絶対に行っておきたい一軒です。いつも賑わっていますので、混雑時には外で立ちながらお酒を楽しんでいる人も。

www.cafebrecht.nl

4. Rayleigh & Ramsay|量り売りのワインバー

好きなワインを、好きな分だけ。

📍 場所:①Van Woustraat 97 ②Linnaeusstraat 71 ③Van Noordstraat 28

Rayleigh & Ramsay」は、自分で注ぐワインバー
壁際に並んだワインディスペンサーにカードを差し込み、好きな量をセルフで注ぐスタイルです。

- 特徴とおすすめポイント

  • 100種類以上のワインを「少しずつ」試せる
  • 量と価格は3段階(25ml/50ml/100ml等。ワインによる)
  • 数は少ないが日本酒もある
  • フードも充実(タパス、ハム、オリーブなど)

ちょっとずつ、いろんな種類を飲んでみたい人には最高の場所。
「このブドウ、初めて聞いたな」というワインとの出会いがあるかもしれません。

www.rr.wine

おわりに|ワインのある毎日を

アムステルダムには“ワインバー”とひとことで言っても、かしこまらず、気軽に立ち寄れるお店がたくさんあります。そしてどこも、ワインのことをよく知っている人も、まだあまり詳しくない人にも、それぞれのスタイルで楽しめる空気があると感じています。

このページは、「また行きたいな」と思ったときに思い出せるように書いた自分用のメモです。でも、もしこの記事を読んで「ここ、行ってみたい」と思ってもらえたなら、それもとても嬉しいです。