
「オランダって一年中寒いの?」
「四季はあるの?」
これからオランダに住む予定の人に、よく聞かれる質問です。
私はアムステルダム市内と近郊で4年暮らしてきましたが、日本と「同じ四季」があるかと聞かれると、ちょっと悩んでしまいます。
そこで今回は、「アムステルダムでは実際どんなふうに季節が移ろうのか?」を、気温・天気・日の長さ・暮らし方の観点からご紹介します。
- 1. 春(3〜5月):ゆっくり始まる春、チューリップと青空が待ち遠しい
- 2. 夏(6〜8月):爽やかで涼しい!でも突然の雨と風には注意
- 3. 秋(9〜11月):急に暗くなる!メンタル注意の季節
- 4. 冬(12〜2月):寒さよりも「暗さ」と「風」が厄介
- 5. オランダの四季で驚いたこと&アムステルダム生活のコツ
- 6. おわりに|「オランダ=ずっと寒くて暗い」は本当?
1. 春(3〜5月):ゆっくり始まる春、チューリップと青空が待ち遠しい

アムステルダムの春は、3月になってもまだ寒い日が多いです。体感的には「冬の終わり」と「春のはじまり」がごちゃまぜ。
- 平均気温は5〜13℃
- 晴れ間は少なく、雨がちな日も多め
- 4月でも朝晩はコート必須
4月下旬にはキングスデーがあり、街中がオレンジ一色に染まって一気に春モードへ突入の年もあれば、「今年のキングズデーは寒かった」という年も。個人的には4月下旬でもまだまだ寒い感覚です。
日照時間はこの頃から長くなり、20時頃まで明るくなります。
2. 夏(6〜8月):爽やかで涼しい!でも突然の雨と風には注意

アムステルダムの夏はとても快適。気温は20〜25℃前後で、日本のような湿気もなく、日差しさえあれば最高に気持ちいい季節です。
- 朝晩は冷えることも多く、羽織りものは必須
- 6〜7月は22時頃まで明るい(朝も5時には明るい)
- ただし雨と風が突然やってくるのは要注意
また、夏はテラス文化が本領発揮!
晴れた日はカフェやレストランのテラス席が満席になり、日光浴が大好きなオランダ人の夏の楽しみ方を垣間見ることができます。
3. 秋(9〜11月):急に暗くなる!メンタル注意の季節

9月はまだ夏の名残がありますが、10月になると一気に雨と風が強く、空が暗くなります。
- 日没は9月は20時→11月には16時半に
- 雨具(特にレインコートやレインブーツ)が必須
- 寒暖差が大きく体調管理が難しい
紅葉は日本ほどカラフルではありませんが、アムステルダムのフォンデル公園やアムステル川沿いでは、落ち葉と霧が織りなす風景が幻想的です。
4. 冬(12〜2月):寒さよりも「暗さ」と「風」が厄介

冬の平均気温は0〜7℃。雪は年に数回しか降らず、積もることは珍しいです。
- 12月〜1月は最も日が短く、朝9:00に明るくなり、16:00には暗くなる
- 冷え込みよりも、「風の強さ」が辛い
- 部屋の中は暖房がしっかり効いていて快適
12月はライトアップやクリスマスマーケットなど、街全体がホリデームードに包まれます。冬の長さに負けないよう、「楽しみを見つける工夫」が必要な季節です。
5. オランダの四季で驚いたこと&アムステルダム生活のコツ
- 春が遅く、秋が早い:「夏以外はずっと寒い」と思うことも
- 急な天気の変化が多い:折りたたみ傘より、レインコート派が多い
- 日照時間が心に影響:11月〜2月は「ビタミンDサプリ」が欠かせません
また、「晴れたら外に出る」「自転車移動で体を温める」「カフェでホットドリンクを楽しむ」など、季節にあった暮らし方をすると、アムステルダム生活がぐっと楽しくなります。
6. おわりに|「オランダ=ずっと寒くて暗い」は本当?
暮らしてみると、オランダ(特にアムステルダム近郊)の四季は、日本のように分かりやすくはありません。冬は確かに寒くて日が短いですが、春から夏にかけては爽やかで心地よい日が続きます。
季節ごとに楽しみ方を見つければ、寒さや暗ささえも「この国らしさ」に感じられるようになります。日差しや花の香り、雨上がりの運河の美しさを味わいながら、少しずつオランダの四季が好きになっていくはずです。