スキポール空港(Schiphol)は、オランダ最大の国際空港。
ヨーロッパ各都市へもアクセスしやすく、在住者にとっては旅の起点になる場所です。
出発前の時間をどう過ごすかによって、旅の始まりの心持ちが変わってくるので、
ここではこれまでの経験をもとに、到着目安・ラウンジ・買い物・ちょっとした特典の使い方まで、自分用の備忘録として記録しておきます。
- 1. 空港到着の目安|何時間前に着くのが正解?
- 2. Aspire Loungeの利用|静かに過ごしたいときに
- 3. 免税店での買い物|時間が余ったときのお楽しみ
- 4. Amex特典|Grab & Flyのフードを忘れずにゲット
- 5. おまけメモ|手描き時計
- まとめ
1. 空港到着の目安|何時間前に着くのが正解?
これまでの経験上、スキポール空港では:
- EU内フライト:1時間前
- 国際線(シェンゲン外):2時間前
が目安。ただし、繁忙期(夏休み・年末年始など)は+30分〜1時間の余裕があると安心です。
- 自分メモ
- セキュリティチェックは午前中よりも午後発のほうが空いている印象。
- オンラインチェックイン済でも、手荷物検査での行列は読みづらいので油断しない。
- セキュリティチェックは前もって予約をするとスムーズに通過できる。(予約は無料!)
2. Aspire Loungeの利用|静かに過ごしたいときに
スキポール空港のAspire Loungeは、セキュリティチェック(+パスポートコントロール)後に利用できる有料ラウンジ。プライオリティ・パス(Priority Pass)やAmexプラチナカードなどの提携カードでも入室可。
① Aspire Lounge 26(シェンゲン圏内)
- 場所:ターミナル1、ゲート26付近
- 利用対象:シェンゲン圏内行きのフライト利用者(例:フランス、ドイツなどEU加盟国)
- アクセス:セキュリティ通過後すぐ、搭乗ゲートに向かう前に立ち寄る形
- 特徴:
- 明るい窓側席あり
- 軽食・ドリンク・アルコールあり
- 混雑しがち/座席の確保は早めが安心
② Aspire Lounge 41(シェンゲン外/国際線)
- 場所:ターミナル2(出国審査後)、ゲート40番台エリア
- 利用対象:非シェンゲン圏(イギリス・アジア・アメリカ方面など)行きのフライト利用者
- アクセス:パスポートコントロール通過後に利用可能
- 特徴:
- 比較的空いている時間帯もあり
- ソファ席が多く落ち着ける雰囲気
- シャワー設備あり(有料、€17.50)
- ラウンジ内の印象(2025年時点)
- 座席数は多めだけど、時間帯によってはやや混雑
- 混雑時には待ち時間発生。1時間以上待つこともあるので、買い物前に寄って予約するのがベター。
- 窓側の席は明るく、落ち着いて過ごせる
- ソフトドリンク・アルコール・軽食(パン・スープ・チーズなど)あり。お腹いっぱいにすることも可能。
- シャワーや仮眠スペースはなし
静かにメールを返したり、ノートを開いたりするには十分な環境。1〜2時間の滞在にちょうどよく、飛行機を見ながら過ごせるのが嬉しいポイント。
3. 免税店での買い物|時間が余ったときのお楽しみ
セキュリティチェック後は、大きな免税エリアに出ます。
コスメ・香水・お菓子・チーズ・チョコレート・お酒など、旅行者向けの商品が充実しています。日本への一時帰国用に珍しいもの、でいうとオランダ産のワインはいかがでしょうか。
チューリップの球根等も売っていますが、日本へは検疫の観点から持ち込めませんのでご注意を。
4. Amex特典|Grab & Flyのフードを忘れずにゲット
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最近はサーモンサンドとマンゴーサラダがお気に入り。
アメリカン・エキスプレス(Amex)のゴールドカード以上の特典のひとつとして、スキポール空港内の一部のGrab & Fly(サンドイッチやドリンクのカウンター)で使えるフード&ドリンク特典があります。
- 使い方のメモ
- 好きなドリンク、軽食(サンドイッチ、サラダ等から一つ)、クロワッサン(もしくは果物)を手に取りレジに並ぶ
- Grab & FlyのカウンターでAmexのカードを提示して支払い(バウチャーなどは特になし)
- 価値は15ユーロ相当、利用は月2回まで
- ちょっとした気づき
- ラウンジよりGrab & Flyでサッと済ませたい時に便利
- 早朝便、深夜便を利用の時はお店が開いていないことも。
- 希望すれば紙袋に入れてくれるので、機内持ち込みにも便利。(特に長距離便のKLMは機内食が少ないので軽食が有難い。)
- 無料の特典とはいえパッケージ代として約20セントがかかる
- サンドイッチよりもサラダを選ぶとコスパが良い
5. おまけメモ|手描き時計
スキポール空港の名物といえば、巨大なガラスの時計の中にいる“針を描く人”。
アーティスト Maarten Baas による作品で、中の人物はリアルタイムで針を描いているように見える、映像を使ったインスタレーション。
行くたびにぼーっと眺めてしまいます。
まとめ
このページは、また次に出発する日の自分のためのメモとして書いています。
いつか誰かが「スキポール空港ってどう過ごせばいいんだろう?」と思ったとき、
この記録がふと役に立ったらうれしいです。