オランダに暮らしていると、避けて通れないのが「雨の日」。特に秋から春にかけては、毎日のように雨が降っているような感覚があります。今回はそんなオランダの雨の日に、自分がどんな風に過ごしているのか、これからオランダに来る方にも役立つような情報をまとめました。
- 1. オランダの雨事情って、どんな感じ?
- 2. 雨の日の素朴な疑問、Q&A
- 3. 雨の日の私の過ごし方
- 4. 雨の日のお出かけ、どこなら快適?
- 5. 雨の日の気分転換&心の整え方
- 6. 雨との付き合い方、前向きに
1. オランダの雨事情って、どんな感じ?
オランダはとにかく雨が多いです。しとしと降る霧雨のような雨から、突風とともに急に降り出す強い雨まで、その降り方はさまざま。1日中ずっと降るわけではなく、10分ごとに晴れたり降ったりを繰り返す「変な天気」も珍しくありません。オランダ行きの飛行機の機内アナウンスで「現地はtypical Dutch weather(典型的なオランダの天気)です(= 雨模様)」と言われたこともたくさんあります。
ちなみに傘を使っている人は少数派。みんな撥水コートとフードで凌ぎ、特に強風の中でも自転車に乗っている姿には驚かされます。
2. 雨の日の素朴な疑問、Q&A
Q. 雨の日の洗濯はどうしてる?
→ オランダでは、乾燥機や室内干しが主流です。日本のように浴室乾燥機や除湿器を備えている家庭はほとんどありません。雨でもそこまでジメジメしないため、気にせず洗濯をしています。
Q. 雨の日におすすめの映画・本・お菓子レシピは?
→ 映画はAmazon Prime、バラエティ番組はTVerで見ています。どちらもVPNを使えば日本の映画とテレビ番組を視聴可。本はKindle Unlimitedで常にストックあり。お菓子作りは一回に食べられる量よりも多く作ります。チーズケーキやブラウニーなど冷凍保存できるものを作ることが多いです。それを平日会社に出勤の日などにおやつとして持っていっています。
Q. 雨でも気分良く過ごせるインテリアの工夫は?
→ 間接照明で優しい光に包まれたり、アロマキャンドルを灯してリラックスしたり。雨音をBGMにして、お気に入りの紅茶とお酒でちょっとした贅沢気分を味わうことも。
3. 雨の日の私の過ごし方
予定がない日は家にこもることが多いです。最近のルーティンは、お菓子作りとパズル紙で数独を解くこと。集中力を要する作業が、意外と心を落ち着けてくれます。時間がある時は、次の旅行の計画をじっくり立てるのも雨の日ならではの楽しみ。
特別な日には前日に材料を買い揃えて、ちょっと凝った料理を作ることもあります。小さな楽しみを仕込んでおくと、雨の日も待ち遠しくなります。
4. 雨の日のお出かけ、どこなら快適?
雨の日におすすめの外出先は、やっぱり美術館です。オランダのミュージアムカードがあれば、ふらっと入館してちょっとした時間を過ごすことができます。静かな展示室を歩く時間は不思議とリラックスできるものです。混み合いにくい午前中に行くと、さらに快適です。
図書館で時間を過ごすのもおすすめです。オランダの公立図書館は清潔で、勉強スペースが整っている場所が多く、テスト時期には学生で埋まります。その学生たちに混じってオランダ語の勉強をするようにしています。
5. 雨の日の気分転換&心の整え方
雨が続くと、どうしても気分が沈みがち。そんな時は、南の国への旅行を妄想して旅行サイトを眺めたり、自然の音を流してリラックスしたりして過ごしています。
お気に入りの紅茶やコーヒーを常備しておくと、ひと息つきたい時にも助けになります。
6. 雨との付き合い方、前向きに
オランダの雨は、日本のようにジメジメはしていないけれど、続く曇天で気分が落ち込むこともあります。だからこそ、ちょっとした楽しみや工夫が大事。
ちなみに、ヘアスタイルが気になる方は縮毛矯正やスタイリング剤を日本から持ってきておくと安心です!
雨の日を「いやなもの」とせず、「ちょっと特別な日」に変えるのは、自分次第。インドアの趣味を見つけたり、家の中を居心地良く整えたりすれば、雨の日だって悪くないと思えるようになりますよ。
おまけ
ちなみに私の愛用アイテム:HEMAで買った折りたたみ傘(日本のより頑丈!)と、しっかり防水の日本のオリエンタルトラフィックで購入したレインブーツ。これがあるだけで雨の日の外出もぐっと快適になります。