
「美術館巡りが好きだけど、入場料が高い…」そんな方におすすめしたいのが、毎月第一日曜日のパリ。この日は多くの国立・市立美術館が無料開放される、旅好き・美術館好きにはたまらない特典デーです。
今回は、実際に2025年7月の第一日曜日に訪れた体験をもとに、第一日曜日の活用術、予約方法、おすすめの過ごし方までを詳しくご紹介します。
- 1. 第一日曜日は本当に無料?対象施設は?
- 2. オルセー美術館の予約方法と当日の流れ
- 3. 実際にどれくらい混雑するの?
- 4. Q&A|よくある疑問にお答えします
- 5. まとめ|第一日曜は旅の強い味方!
1. 第一日曜日は本当に無料?対象施設は?

パリでは毎月第一日曜日、国立・市立の多くの美術館・博物館が誰でも無料で入館できます。
たとえば:
- オルセー美術館(Musée d'Orsay)
- オランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)
- ロダン美術館(Musée Rodin)※10〜3月の間
- ヴェルサイユ宮殿(Palais et parc de Versailles)※11〜3月の間
- ドラクロワ美術館(Musée National Eugène Delacroix)など
通常は15〜20ユーロ前後の入場料がかかる施設も、この日は完全無料で楽しめます。
2. オルセー美術館の予約方法と当日の流れ

今回は人気のオルセー美術館を取り上げます。オルセー美術館は人気のため、第一日曜日も事前予約が必須です。予約開始は約1ヶ月前。
私が訪れた2025年7月6日(日)も、公式サイトで無料チケット(0ユーロ)を事前に取得しました。
- 予約方法:公式サイトから日時指定でチケットを取得。人気のため、予約開始時間になるとウェブサイトがフリーズしやすく、予約完了まで50分かかりました。
- 当日の流れ:美術館に入るための列に並びます。どこに並ぶかは予約時間と到着時間によって異なるため、列の入り口に立っている係の方に聞くのが◎
早めの時間帯は比較的空いていて、10時の入場直後はとてもスムーズでした。
▼こちらの公式サイトから予約可能です。
3. 実際にどれくらい混雑するの?
時間帯にもよりますが、11時以降はかなり混みます。人気作の前では撮影待ちができてしまうことも。特に印象派のフロアは混雑しがちですので、落ち着いて鑑賞したい方は、開館直後が狙い目です。
館内のカフェもお昼前から満席になりますが、様子を見る限り回転は早そうでした。席数がたくさんあるため並ぶ時間は短いようです。
4. Q&A|よくある疑問にお答えします
Q. 予約なしでも入れる美術館はある?
A. はい、一部の美術館(ロダン美術館など)は予約不要で自由に入れます。一方で人気の美術館は事前予約が必要です。
Q. パリ市内の全ての美術館が無料になるの?
A. いいえ、全ての美術館が無料になるわけではありません。人気のルーヴル美術館などは対象外です。どの美術館が無料になるのかは、事前に各美術館の公式ウェブサイトで調べることをお勧めします。
Q. 子ども連れでも楽しめる?
A. 各美術館で子ども向けのガイドやワークブックが配布されているところもあり、家族旅行にもおすすめです。
5. まとめ|第一日曜は旅の強い味方!

第一日曜日は、予算を抑えつつパリのアートに触れたい人にぴったり。
観光ハイシーズンでもチケット代が0円なのは本当にありがたいポイント。事前予約や時間配分に気をつければ、質の高いパリ滞在がぐっと身近になります。
「月に一度の文化の祝日」を、ぜひあなたの旅に取り入れてみてください。
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