オランダで暮らし始めてから、自分の時間がふっとできたときに、お菓子を作ってみたくなりました。オランダで手に入るお菓子の味に飽きてしまい、甘さ控えめのお菓子を自分で作りたいと思ったのもきっかけの一つです。
でも、いざスーパーに行ってみると「どれが何なのかわからない」ものばかり。
見慣れないパッケージ、オランダ語のラベル、日本とは違う品揃え。
お菓子作りそのものよりも、“材料を揃える”という第一歩でちょっとつまずいたのが正直なところでした。
このページは、そんな私が実際に使ってみた材料を、自分用にメモしておくための記事です。
少しずつ試しながら、「これは使いやすいかも」と思ったものを、写真と一緒に記録していきます。
同じようにオランダでお菓子作りを始めたいと思っている方のヒントになればうれしいです。
1. 材料購入場所
まずはどこで材料を購入するかですが、オランダにある普通のスーパー(アルバートハイン、Jumbo、Dirkなど)では一通り揃いますが、小さな店舗の場合は品揃え少なめです。また、Bio系スーパーのEkoplazaでは自然派の材料が揃います。
2. お菓子作りの材料メモ
それでは私がお菓子作りのときに使用している材料を挙げていきます。今後も追加していきます。
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米粉(Rijstmeel)
米粉が必要なときは東方行で買っていますが、アルバートハインや Ekoplaza などのオーガニックスーパーでも見かけます。値段は東方行が安めです。パウンドケーキやガトーショコラを焼くときに使っています。作るものによってはザラザラとした食感が口の中に残ることもありましたが、料理人の友人に聞いたところこれより細かい米粉はオランダでは手に入らないと言われました。しっかり焼けば気にならないと思います。
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小麦粉(Tarwebloem)
こちらはアルバートハインで買える小麦粉で、薄力粉寄りの中力粉です。中力粉ではありますが、中力粉で作るパンを作ってみたところ生地が緩くなってしまいました。お菓子ではないですが、鶏肉にまぶして焼いたところ美味しくなったので薄力粉寄りの使い方をしても良さそうです。
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バター(Roomboter)
バターは色々売っていますが、このデンマークのLurpakは製菓用にも普段使い(トーストに塗ったりフライパンに敷いたり)にもできるので何度もリピートしています。冷蔵庫から取り出した後も柔らかめなので使いやすいです。オランダで買える他のバターと比べて安くはないので、アルバートハインでボーナス対象の週にまとめ買いするのがおすすめです。
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製菓用チョコレート(Kookchocolade)
チョコレートを使うレシピは結構多いのですが、「板チョコ」と一言で言っても種類がいろいろ。
その中で、アルバートハインで見つけたVerkadeのKookchocoladeをボーナス対象の週にまとめ買いしています。カカオ74%で、溶かしやすくて風味もしっかり。
甘すぎないので、自分で砂糖の量を調整しながら作れるので気に入っています。
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クリームチーズ(Roomkaas)
ベイクドチーズケーキを作るときにMonChouのクリームチーズをよく使っています。100g単位で売っているので使いやすいです。アルバートハインよりも、JumboとDirkでは10セントほど安く売っています。
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ベーキングパウダー(Bakpoeder)
クッキーやマフィンをふんわり仕上げたいときには必需品です。
「Dr. Oetker」は比較的どのスーパーにも置いています。16g × 5袋の小分けになっているパックは計量も楽です。
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ドライイースト(Gist Levure)
こちらはパンを作る時の必需品です。上記ベーキングパウダーと同ブランドの「Dr. Oetker」から出ていて、7g × 3袋の小分けになっているので便利です。
3. まとめ
最初は何を買えば良いのか分からない状況で「全部日本の材料で揃えようかな」とも思っていましたが、それには時間もお金もかかるので断念しました。いま、オランダで材料を見つけられるようになってからはスーパーで「どれを買ったらいいか」と睨めっこをする時間も段々と短く済むようになってきて嬉しいです。
このメモは、これから少しずつ更新していく予定です。いろいろ試してみたいと思います。