
オランダに住んで4年。これまでいろんなハプニングがありましたが、一番と言っていいほど慌てたのは 常用している薬が突然手に入らなくなったとき です。
日本では当たり前のように薬局に行けばもらえる薬も、オランダでは「在庫がない」と言われてしまうことがあります。
今回は、わたしが実際に体験した「薬が切れそうなのに在庫がなかった」出来事と、そのとき家庭医(huisarts)・薬局・保険会社(FBTO)がどんな対応をしてくれたのかをまとめます。
- 1. わたしの体験|薬が残り2日でなくなったときに…
- 2. 保険会社(FBTO)の回答|薬が手に入らないときの選択肢
- 3. 最終的にどうしたか
- 4. これからオランダで生活する人へのアドバイス
- 5. まとめ|薬不足は「よくあること」、だから慌てない
1. わたしの体験|薬が残り2日でなくなったときに…
服用していた薬があと2日でなくなるというときに、家庭医に処方箋を依頼しました。
薬局に取りに行くと、そこで渡されたのは いつもの薬ではなく、代替の薬。
理由を聞くと、
「在庫がないので、家庭医と相談して別の薬に切り替えました」
とのこと。
わたしはその薬を5年以上飲み続けていたため、いきなりの変更に身体がびっくりしたのか、副作用がつらく…。それでも1ヶ月ほど待っても元の薬は復活せず、ついに健康保険会社FBTOにヘルプを求めることにしました。
2. 保険会社(FBTO)の回答|薬が手に入らないときの選択肢
FBTOからはこんな答えが返ってきました。内容を整理すると次の4つです。
- 他の薬局で在庫を探す
→ 薬局同士で取り寄せをしてくれることがあります。 - 別ブランドの同じ薬を処方
→ 有効成分は同じでも、メーカーが違う薬が手に入る場合があります。 - 同じ効能を持つ別の薬に切り替え
→ 今回の私が経験したケース。副作用が出る場合もあるので注意。 - 海外から取り寄せる
→ IGJ(オランダの医療監督機関)の許可が必要。保険会社が費用を負担する場合もある。
さらに、在庫状況はウェブサイトFarmanco(KNMP) で確認できるとのこと。ここでは「どの薬が国内で不足しているか」「輸入が認められているか」を調べられます。
3. 最終的にどうしたか
残念ながら、わたしの薬は一ヶ月が経っても在庫が復活していません。「輸入が認められているか」のリストを見ても必要な薬を確認できなかったため、仕方なく今は副作用のある代替薬を飲み続けています。
今回の経験から学んだのは、
- 薬が残り2日になってから処方をお願いするのは遅すぎる
- 少なくとも1ヶ月分の余裕を持って、早めに処方をお願いする
ということ。
海外生活では「薬はいつもある」と思わないほうが安全です。
4. これからオランダで生活する人へのアドバイス
今回の失敗から、在住者目線で「やっておいたほうがいいこと」をまとめます。
- 薬が残り1ヶ月分あるうちに処方をお願いする
在庫不足が発生しても代替薬や取り寄せの猶予ができます。 - 薬局・家庭医・保険会社の役割を知っておく
薬局だけでは解決しないケースもあるので、保険会社にも相談ルートがあることを覚えておくと安心。 - Farmancoで在庫状況をチェックできる
「自分の薬は不足リストに入っているのか」を調べるだけでも気持ちが落ち着きます。 - 代替薬のリスクを理解する
副作用が出ることもあるので、身体に合わなければすぐ医師に相談を。
※ 暗くて寒い季節は体調を崩しやすいので、薬不足が重なると本当に不安になります。そんな秋冬の暮らしの工夫については、こちらでも紹介しています。
※ 今回相談したのはFBTOという保険会社。私は他の保険(賠償責任保険など)でもお世話になっています。
5. まとめ|薬不足は「よくあること」、だから慌てない

オランダでは薬の在庫不足は珍しくないそうです。
私も今回、副作用に悩まされたりと大変でしたが、薬局・家庭医・保険会社にどうすべきか相談することは可能です。
「残り2日で処方をお願いする」という失敗をしないよう、次回からは早めに動くつもりです。
この記事が、同じように「薬が手に入らなくてどうしよう」と不安になった方の参考になれば嬉しいです。