
「名画は見たい、でも長居はできない。」
そんなときのオルセーは順番の設計がすべてです。わたしがいつも組むのは、5階の印象派から入る「上から下へ」ルート。最も混みやすいフロアを先に確保して、そこからポスト印象派・19世紀へと降りていくと、90~120分でも充実した時間を過ごすことができます。
わたしは印象派が大好きです。晴れやかな色が多く、見ているだけで気持ちが明るくなりますし、特にオーギュスト・ルノワールが描く女性像は絵画の中でとてもいきいきとキラキラとして見えるので、いつまでも見ていられます。この記事では、その「好き」を軸に、90分/120分/半日の時間別モデルと、代表作の押さえ方、当日のTo doまでまとめます(※時期によって展示替えがあるので見られない作品があることもあります)。
- 1. 結論:90分で押さえるならこの順番
- 2. 120分でまわるなら:印象派+彫刻を1ブロック
- 3. 半日あるなら:常設+企画展をチェック
- 4. これだけは見て帰る代表作リスト
- 5. 当日の動き
- 6. まとめ
1. 結論:90分で押さえるならこの順番
スタートは5階の印象派から。5階はオルセー美術館を代表する作品が集まる階であり、いちばん混む階でもあります。エレベーターで一気に上がり、印象派を見た後は階下へと降りるのが基本です。
- 5階(印象派)
- モネ《ルーアン大聖堂(西ファサード、陽光)》、同《サン・ラザール駅》
- ルノワール《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》《都会のダンス/田舎のダンス》
- カイユボット《アルジャントゥイユのヨット》
- シスレー《モレの橋》
- ゴッホの自画像、《ローヌ川の星月夜》
- 時計窓で記念撮影(時間があれば)
- 2階(19世紀後半の彫刻・工芸等):ロダン《地獄の門》
- 0階(ポスト印象派):コロー、ドラクロワなど
2. 120分でまわるなら:印象派+彫刻を1ブロック

2時間あれば、90分ルートに彫刻エリア(ロダン周辺)を1ブロック追加。さまざまな彫刻が置かれたテラスでは、カメラを持って写真撮影を楽しむ方々が多いです。特にオーギュスト・ロダン《地獄の門》の大きさと精密さは圧巻。最後に0階でドラクロワ《ライオン狩り(Chasse aux lions)》をはじめとしたポスト印象派の大きな絵画を見て退館するととても満たされた気分で滞在を終えることができます。
3. 半日あるなら:常設+企画展をチェック

時間が取れる日は、館内を全て見る勢いでまわるのもいいですし、館内カフェでのランチや休憩を挟みながら5階をゆっくり楽しむのも素敵です。
もしあなたが印象派推し/オルセー美術館に展示してある絵画の雰囲気が好きなら、企画展もぜひチェックを。過去にはギュスターヴ・カイユボット展やアルフォンス・ミュシャ展、ジョン・シンガー・サージェント展など、どれも見逃したくない印象派時代を生きた巨匠の特別展が行われています。
4. これだけは見て帰る代表作リスト
ここからはオルセー美術館で絶対に見ておきたい代表作をお伝えします。ほとんどが5階に集中しています。
- モネ:
《サン・ラザール駅》

- ルノワール:
《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》

《都会のダンス》《田舎のダンス》

- マネ:
《草上の昼食》

《オランピア》

- ゴッホ:
《ローヌ川の星月夜》

- カイユボット:
《床削り》

- シスレー:
《モレの橋》

- ドラクロワ:
《ライオン狩り》 - ロダン:
《地獄の門》

5. 当日の動き
-
入場:時間指定チケットを事前に購入し、時間ぴったりに会場へ到着。
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荷物:大きな荷物は避けて身軽に。ロッカーはチケットで入場後、右手に進むとあります。その後は最初にエレベーターで5階へ直行。
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撮影:作品前は譲り合い。フラッシュは控えましょう。
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休憩:5階は人に酔ってしまうほどの混雑。ベンチ休憩も入れつつ、必要ならカフェで一息つきましょう。時計窓付近は一時的に視覚が抜けて休まります。
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退場:ミュージアムショップは帰り際に。閉館直前の時間帯はレジ前に列ができるので余裕を持った利用が◎
6. まとめ
オルセー美術館は短い滞在時間でも、あらかじめ順番を決めてまわることで満足度の高い滞在になります。
5階の印象派フロアは絶対欠かせませんが、当日取れる時間によっては彫刻エリア+企画展にも寄り道を。でも欲を言えば半日くらいゆっくり時間をとって余裕を持って見てまわるのがいちばんですし、5階から始めて最後にまた5階に戻る、というのもおすすめです。(わたしは印象派が好きすぎて毎回5階から始めてゆっくり見てまわり、閉館アナウンスまで5階に居座ります...!)
この記事を読んだ方がオルセー美術館で充実した時間を過ごせればいいなと思っております。
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