オランダ暮らしログ|旅と日々のまにまに帖

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【2025年版】オランダの最低賃金はいくら?税引き後の手取り・仕事内容・暮らしやすさを解説

オランダで働いて生活するために、最低賃金がいくらなのか、最低賃金でも暮らせるのかが気になる方もいると思います。特に、これからオランダで働く予定の方や、現地でアルバイトを考えている方にとっては重要なテーマです。

この記事では、2025年7月時点の最低賃金額や、実際に働いている人の給与感覚、税引き後の手取り、そしてどのような仕事で最低賃金が適用されているのか、わかりやすく解説します。

1. 2025年7月時点の最低賃金は?

オランダでは、最低賃金(Minimumloon)は年齢によって定められており、21歳以上の2025年7月時点の最低賃金は以下の通りです。

  • 2025年7月1日以降:時給€14.40(2025年6月のレートで2400円ほど)
  • 2025年1月1日以降:時給€14.06
  • 2024年7月1日以降:時給€13.68
  • 2024年1月1日以降:時給€13.27

この最低賃金は税引き前の金額です。実際の手取り額は、税や社会保険料などを差し引いた後に決まります。

※2024年以降、最低月額賃金、最低週給、最低日給の固定額は廃止されました。

▼ 最低賃金について、詳しくはこちら

www.rijksoverheid.nl

2. 最低賃金でどんな仕事がある?

現地でよく見かける最低賃金ベースの仕事には、以下のような職種があります。

  • カフェスやレストランのホールスタッフ(特に日本食レストラン)
  • 小規模小売店のスタッフ(販売、棚出し、清掃など)

一方で、大手スーパーマーケット(Albert Heijnなど)は最低時給よりもやや高めの時給を設定していることもあり、労働条件は比較的良い印象があります。

なお、飲食店ではまかないがないところも多く、食費が別途かかる点には注意が必要です。その代わり、チップをもらえることがあるため、都市部では最低賃金以上の実質収入になることもあります。

3. 税引き後の手取りはいくら?

正社員でフルタイムの場合の手取り額は、税引き前の金額の7割程度が目安と言われています。具体的な計算は、所得税計算ツールなどを使うと目安がわかります。

▼ KvKの所得税計算ツールはこちら

www.kvk.nl

4. 最低賃金で暮らせる?

オランダの最低賃金でも地方都市であれば一人暮らしが可能な場合もありますが、アムステルダムのような都市部では家賃が非常に高いため、シェアハウスや節約生活が前提となります。

例えば、アムステルダムでのシェアハウス家賃でも月額€1000を超えます。そこに光熱費・食費・交通費を加えると、最低賃金の手取りでギリギリ生活できるラインです。

一方、地方都市(ロッテルダムやユトレヒトなど)では€800〜€900程度で住めることもあり、もう少し余裕のある生活ができる可能性があります。

5. 今後の賃金アップや生活の工夫

オランダでは、最低賃金が年に2回(1月・7月)見直される制度があり、物価上昇に合わせて段階的に上昇しています。とはいえ、物価の上昇スピードに比べると賃金が追いつかないと感じる人も少なくありません。

フリーランスの場合は最低賃金が適用されませんが、最低賃金の金額や、上昇幅を目安に委託費の交渉をすることは可能です。

6. まとめ

オランダの最低賃金は、ヨーロッパの中では比較的高めですが、都市部での生活には十分とは言えません。ただし、語学力やスキルを身につければ、より良い仕事に就ける可能性も広がります。

「最低賃金でオランダ生活は可能なのか?」という問いへの答えは、地域やライフスタイル次第。自分に合った働き方と暮らし方を模索してみてくださいね。

 

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