オランダ生活では現金を使う場面がほとんどなく、キャッシュレス決済が当たり前。とはいえ、どのカードを使えば一番お得なのかは、目的やシーンによって変わってきます。
この記事では、わたし自身がオランダで実際に使い分けている4枚のカードを紹介しながら、それぞれの特徴や使いどころをお伝えします。旅行好き・マイルを貯めたい方・暗号資産ユーザー・日本のカードを活用したい方、それぞれに役立つヒントが見つかるはずです。
- 1. この記事でわかること
- 2. なぜ複数のカードを使い分けるの?
- 3. 実際に使い分けているカード4選
- 4. 次に検討中の一枚:Trade Republicカード
- 5. カード使い分けで得られるメリット
- 6. まとめ|目的別に使い分けることで「お得」も「安心」も手に入る
1. この記事でわかること
- オランダ在住者によるリアルなキャッシュレス事情
- 実際に使っている4枚のカードとその使い分け
- マイル・ポイント還元を意識した使い方のコツ
- 海外でも使いやすい日本のカードの活用例
2. なぜ複数のカードを使い分けるの?
オランダでは銀行口座の開設は比較的スムーズにできますが、ひとつのカードですべてをまかなうのは少し不便です。たとえば、銀行発行のデビットカードはほぼどこでも使えますが、ポイントは一切付かず、お得さはありません。
一方で、ポイントや特典が魅力のAmexは使えない店舗もありますし、日本のカードは為替手数料や還元率の低さがネックになることも。
特に複数の通貨を使ったり旅行も多いライフスタイルでは、カードをシーンごとに使い分けることで、コストを抑えながら効率的にポイントを貯めることができます。
3. 実際に使い分けているカード4選
① Revolut|メインバンクとして活躍中
オランダでの日常生活において、一番多く使っているのがこのRevolut。オランダIBANが付与されるうえ、オランダ生活には欠かせないiDealにも対応しています。ユーロ以外の通貨への両替もスムーズで手数料が低め。Apple Payにも対応しており、出先での支払いも簡単です。
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② オランダ版のAmex Gold|マイル狙いの一枚
Amexが使える場面では、まず最初に使うのがこのカード。理由は、日々の支払いで貯まるポイントをKLMのマイル(Flying Blue)に移行できる点にあります。
さらに、空港ラウンジが使えたり、ダイニングクレジットが付いていたりと、旅好きには嬉しい特典が充実。購入時の保険も付帯していて安心感もあります。年会費はかかりますが、うまく使えばそれ以上のリターンが得られる一枚です。
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③ Crypto.com Visaカード|2%還元の強み
Amexが使えないスーパーやレストランでは、このVisaカードが頼れるサブカードとして活躍します。支払い額の2%が暗号資産CROで還元される仕組みで、一定のステーキング条件はあるものの、還元率としては非常に優秀。
CROは少額からユーロに両替できるので、暗号資産を保有したくない方でも安心。必要に応じてすぐにキャッシュ化できます。さらに、スマホ決済にも対応しているため、日々の買い物や外食でもスムーズに使えるのが魅力です。
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④ 日本のマリオットボンヴォイAmex|ホテルと帰国時の強い味方
マリオット系列のホテルに宿泊する際にはこのカードを活用。一時帰国時は日本円での支払いにもメインカードとして使っています。
このカードは日本国内でしか発行できませんが、発行後は海外住所への変更が可能。更新カードもオランダの住所に問題なく届きます。海外で使うと為替手数料はかかるものの、マリオット系列での宿泊時に得られるポイントや特典は非常に魅力的で、海外在住者でも十分に元が取れる価値のある一枚です。
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4. 次に検討中の一枚:Trade Republicカード
現在検討しているのが、Trade Republicのデビットカード。今後、暗号資産投資から少し距離を置きたくなる時が来る場合に備えて。その時は、支払いのたびに1%が還元されるこのカードへの切り替えを視野に入れています。
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5. カード使い分けで得られるメリット
- 還元率の最大化:それぞれのカードの強みを生かしてポイントやマイルを効率よく貯める
- リスクの分散:紛失や不具合の際に備えて複数カードを持つ安心感
- 通貨の柔軟性:ユーロ、円、暗号資産などを使い分けて支出を管理
6. まとめ|目的別に使い分けることで「お得」も「安心」も手に入る
オランダ生活でキャッシュレスはもはや当たり前。でも、どのカードをどう使うかは人それぞれです。
複数カードを使い分ければ、旅行でも日常生活でも「損しない支払い」が可能に。おすすめのカードはそれぞれ個別記事でより詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。