オランダ暮らしログ|旅と日々のまにまに帖

オランダ在住者による、暮らしと旅行の情報ブログ。現地生活のこと、観光スポット、旅の記録を綴ります。

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ブリュッセルの地下鉄・トラム・バスの乗り方|入場時にタッチ、60分乗継で迷わない

ブリュッセルの地下鉄・トラム・バスの乗り方を、私の週末ステイの実体験でまとめました。

覚えるのは、たった二つ。灰色=タッチ決済(Apple Payやカード)赤=MOBIB
これさえ頭に入れば、ブリュッセルの地下鉄・トラム・バスに乗るのは簡単です。わたしは週末に7回乗車。Apple Payと、イベントでもらったコードを使ったMOBIBのイベントパスを併用しました。結論から言うと、短期滞在はタッチ決済が最短ルート。もし配布パスがある日はMOBIBの券売機で引き換えるだけです。

\ブリュッセル市内の交通(STIB)公式HPを確認したい方はこちら/

www.stib-mivb.be

1. 最短の公式ルール|入るときだけタッチ

スマホやデビットカードをタッチする時は、奥の灰色の端末に。手前の赤色の端末はMOBIB(交通系ICカード)用です。

ブリュッセル市内のメトロ・トラム・バスは入場検証方式
入るときだけ灰色端末にタッチ、乗り換えでも同じ媒体でタッチ。60分以内の乗継は追加課金なし、そして1日上限は€8.40。ここまで覚えたら、もう半分クリアです。メトロに乗車時には、出るときのタッチは基本的には不要でした。(出場時にタッチが必要な地下鉄駅もあります)

2. 失敗談|スマホをタッチして、通れなかった日

ブリュッセルに到着してすぐ、一度だけ、改札でつまずきました。赤い場所(MOBIB専用)にスマホをかざしてしまい、扉が開かない。でも周りのみんなは赤い場所にタッチしているので、「合っているはずなんだけど...」と思い込んでさらに焦りが。チケット窓口の方と通りすがりの方に教わって、灰色の場所をタッチしたら一発でOK。
以後は、灰色=スマホ、赤=MOBIBと覚えました。たったこれだけで、乗り継ぎのストレスが消えます。

3. わたしの回り方|街中まではメトロ、街中はバスとトラムで

メトロ駅がある場所には「M」の看板が見えます。

街中へはメトロでさっと。街中の移動はトラムとバスで。運賃は一回€2.30ですが、日次上限(€8.40、2025年10月時点)があります。4回以上使用する場合にはお得になるので、積極的に公共交通機関を使う気になれました。わたしはお散歩が好きなので、あえて乗らないタイミングもありましたが、それでも一日を通してお得に感じました。

4. きっぷの選び方|旅程で決めると迷わない

券売機で購入できる切符
  • タッチ決済(Apple Pay/デビッドカード):切符を買わずに乗れる。日次上限(€8.40、2025年10月時点)があって使いすぎる心配も不要。短期・不定期ならまずはこれ。
  • MOBIB(無記名カード)発行€6/有効5年。回数券・1日券(€8.90、2025年10月時点)・イベントパスなどあり。今回は参加したイベントでもらった往復券のコードを、券売機で引き換えて使いました。
  • Brupass / Brupass XL:SNCBやDe Lijn、TECなど各交通会社の列車まで共通にしたい日。郊外や列車と組む旅で真価を発揮します。

5. 空港だけは別ルール|12番バスに注意

空港→市内のSTIBバス12番Brupass/XLの対象外Airport2Cityなどの専用商品を使うか、到着時刻と荷物次第で空港駅からSNCB列車(国鉄)の検討をお勧めします。

6. まとめ

ブリュッセルの公共交通は、覚えることが少ないのが魅力です。
灰色=タッチ、赤色=MOBIB。入場時だけタッチ。60分乗継。1日€8.40で頭打ち。

この4フレーズをポケットに入れておけば、はじめてでも迷いません。ブリュッセル近郊の街や、郊外へ行く日にはSNCB列車も組み合わせながら、自分らしい旅をしてくださいね。

7. 次の一歩|予定がまだ白紙なら

ブリュッセルで何をしようか迷ったら、GetYourGuideアクティビティ一覧を眺めてみてください!空き状況・所要時間・集合場所がひと目で分かり、そのまま予約まで進めます。